🚫ネシアのタブーのおはなし②🚫
Hi Guys! Apa kabar?
今日はネシアのタブーMitosのお話第2弾。
今回のMitosは「夜の口笛」。。。
これまた日本と一緒やねぇ
早速いってみよう!
“Jangan Bersiul Saat Malam Hari”
“Jangan Bersiul Saat Malam Hari”
(じゃんがん ぶるしうーる さあっと まらむ はり)
「夜に口笛を吹いてはいけません」
- Jangan = ~するな(禁止)
- Bersiul = 口笛を吹く (基語はSiur)
- Saat = 時、瞬間
- Saat malam hari = この3つで「夜に」って感じです
ではネシアでは夜に口笛を吹くと何が起こるのでしょうか。。。
悪魔が来ます!!サターーーーン!!
母:Riko! Jangan Bersiul saat malam hari ya!
子:Kenapaaa?
母:Nanti “Setan” nya datang looooh!!
子:Takuuuuuuut!!
母:リコ!夜に口笛吹いたらあかんで!!
子:なんでー?
母:悪魔が来るねんでーーーー!!
子:こわーーーーーい!!
ってな感じの会話になりますwww
- Kenapa = なぜ
- Nanti = 後で、後ほど
- Setan = 悪魔
- Datang = 来る
- Takut = 怖い
なんで夜に口笛を吹いてはいけないの??
Sugiyamaは夜に口笛吹くと「魔女がくるよ!」とか「蛇が出るで!」とか言われましたが
皆さんのご家庭はどうでしょうか?
(てか、ネシアは悪魔でSugiyamaが魔女。似てる。。。すごいなこれ。。。)
日本の場合だと周囲へのマナーとして、禁止してるのだと思いますが。
(詳しく調べてません、すんません🙇🏻♀️)
ネシアの場合はなんでMitosとして現代まで語り継がれているのでしょうか?
こっちはちゃんと調べました!(笑)
1. ご近所への配慮(マナー)
昔々、ネシアはとーってもKampung(田舎)でした。
村には民家と田んぼや畑しかなかったそーな。
夜になるとそれはそれは静かだったそうです。
そんな静寂の中口笛を吹くと。。。近所迷惑になっちゃう!!
だから”Jangan Bersiul Saat Malam Hari”
2. 軍が使う合図だった!
これは驚きの事実だったのですが、昔のネシア軍の監視官たちは夜になると
互いに合図を送りあうのに口笛を利用していたそうです!
(夜は視界が奪われるから音を使ったんでしょうね)
重要な合図を送っている最中に一般ぴーぽーの口笛が聞こえてきたら
重大な伝達ミスが起こる可能性があったわけです!
これは大変だ。。。だから”Jangan Bersiul Saat Malam Hari”
「悪魔が来る!」という怖いイメージを植え付け、
夜に口笛を吹かせないようにしていたのですね。
もちろん今は無線やらトランシーバーやら、暗闇での伝達方法はいくらでもあるので
口笛は使われていません。
それでも、この話はネシア国民の間で語り継がれ
やがてMitosとなり現代まで残っているというわけでしたー。
意外な理由でおもしろい!
次回のMitosもお楽しみに!
Dadaaaaah👋