インドネシア色々

インドネシア Voorijderに関して

Halo Guys, Apa kabar?

photo of man riding motorcycle
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今日は高速道路で良く見る警察についてお話します。
渋滞の中、サイレンを鳴らして、道を開けるよう促されることがあります。
日本でも警察、救急車、消防車などはサイレンをならして通りますが、
”公務”であることが前提です。

インドネシアに関しても基本的にはそうですが、実情は少し違います。
① 公務以外で使用されることがある
② 警察がお金を支払われて先導していることがある
③ 公務員以外でも実質利用可能なことがある

さて下記に関連ワードご紹介します。


・Voorijder (フォライダル):(道路の)先導者


インドネシア語でのほかの表現
① Polisi pembuka jalan(ポリシ プンブカ ジャラン)先導警察
② Polisi cepek(ポリシ チュペック)/Polisi ogah (ポリシ オガー)交通整理をする警察

(例文1)
Saya ingin pergi ke Jakarta pakai voorijder.
(サヤ インギン プルギ ク ジャカルタ パカイ フォライダル)
フォライダルを使ってジャカルタに行きたい。

(例文2)
Jangan pakai voorijder ya Mr.Yamada, Soalnya mengkorbankan orang lain dan malah bikin macet.
(ジャンガン パカイ フォライダル ヤ ミスターヤマダ、
ソアルニャ ムンゴルバンカン オラン ライン ダン マラー ビキン マチェット)
山田さん、フォライダルは使わないでくださいね。
他の人が犠牲になるし、かえって渋滞を起こしますから。

・誰が先導者の利用を許されているのか。

道路交通運送法(2009 法律第 22 号)の、134章・135章に記述されています。

134章
下記の順で道路を優先的に通過することができる道路利用者
a: 任務遂行中の消防車
b: 患者を搬送する救急車
c: 交通事故の救護車
d: インドネシア政府組織の首脳/リーダーの車
e: 他国及び賓客である国際組織の高官/指導者
f: 遺体を搬送する一行
g: 警察の判断による特定の目的のための車両団体/車両

135章
(1) 134章で言われる優先の権利を得る車両はインドネシア警察の警察官により警護され、
赤色または青色のサインやサイレンを鳴らさなければならない。
(2)インドネシア警察の警察官は第(1)項で言われる道路使用者がいることを知る場合、
安全対策を講じなければならない。
(3) 交通標識を示す道具や交通信号を示す道具は134章で言われる
優先の権利を得る車両に対し効力はない。

134章は警察の判断があればg項を利用して一般人でも利用可能な場合があると考えられます。
また結婚式などでこのVoorijderが使用されることもあります。

インドネシアの高速道路は渋滞が頻繁に起きていますが、
優先車両がいることでかえって渋滞が酷くなっていることがあります。
でも一度は先導されてみたいですよね~(笑)

それでは!!

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